毎日放送制作のドキュメンタリー番組「情熱大陸」でお笑いコンビのチュートリアルを特集していました。家電芸人としても有名な徳井義実さんの自宅にあったのは、バイ・デザインのテレビ。
そのバイ・デザインが倒産しました。負債総額は約14億5500万円。低価格薄型テレビの先駆けとして登場した当時は製品の安さが注目を浴びましたが、いまは国内大手メーカーの薄型テレビの価格も下がっています。薄型テレビの需要自体は非常に伸びていますが、価格競争が激しさを増すなかで、その存在感を示すことができなくなりました。
1999年頃、販売価格10万円を切るPCのCMを大々的に打ったパソコンメーカーがありました。やはり価格競争の荒波にもまれ、いまは新しい道を歩んでいます。
単に価格が安いだけでは、必ず行き詰まる――。市場を盛り上げたメーカーがなくなるのが残念でなりません。(鍋島蓉子)
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薄型テレビベンチャーのバイ・デザインが破産、負債14億5500万円メールマガジン「Daily BCN Bizline 2011.2.3」より