いわずと知れた国産コンピュータメーカーの雄、NECと富士通。昨年度(2011年3月期)の業績は、両社ともに減収増益に終わりました。
東日本大震災の影響で、営業利益が100億円以上減少したことも同じ。さらには、中長期的にみて注力する分野も一緒です。ただし、業績の差は一昨年度以上に開きました。
利益捻出が難しい事業部門の経営判断、海外事業の進捗などが、両社の差が開いた要因です。永遠のライバルといえる両社。両社の業績、戦略の相似点と相違点など、両社の「今」をさまざまな角度から分析しました。(木村剛士)
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富士通とNEC 注力分野は似るものの、業績に差メールマガジン「Daily BCN Bizline 2011.6.3」より