ERP市場で、パッケージのリプレイスによるダウンサイジング「だるま落とし現象」が起きています。中堅・中小企業(SMB)向けの業務アプリケーションベンダーであるオービックビジネスコンサルタント(OBC)の製品販売動向からその傾向が顕著にみて取れます。

 中小企業に強い「奉行i」は、昨年度、リーマン・ショック前には年商50億円を超えていた規模の企業からの引き合いが増加しました。年商50億以上300億円未満の企業に強い「奉行V ERP」もダウンサイジング案件が伸びています。

 OBCは、SMB市場は景況感の悪化やIFRS(国際会計基準)をはじめとする法改正を背景に、ダウンサイジング、ノンカスタマイズ、コスト圧縮のニーズが高まっている、とみています。今年度に打ち出している三つの大きな営業戦略は、こうした市況を踏まえたものです。(信澤健太)

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不況下で強さをみせるOBC 競合にとって手ごわい存在に
メールマガジン「Daily BCN Bizline 2011.7.5」より