日々、爆発的に生成される大量の業務データをいかに効率的に処理していくか。「ビッグデータ」は、すべての企業が直面している「課題」であり、一方で「可能性」でもあります。
いま、新しい分野に対して、ビッグデータを活用する動きが出始めています。クラウドや、モバイルの普及が「ビッグデータ時代」を後押ししています。
Facebookには、1日100TBの情報がアップされています。インターネットから得られる情報だけでなく、センサなどを活用して、通常では数値化できないような定性的な情報を定量データとして蓄積することが可能になります。さまざまなところにあるデータをどのような視点で拾って分析するか。それによって、ビジネスの可能性を無限に切り開くことができます。
米IBMは、リスク分析を強みとする米i2の買収で最終合意に至りました。ソーシャルメディアやバイオメトリクス、犯罪データベースなどのデータを分析し、リスク予測に活用します。(鍋島蓉子)
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IBM、i2社の買収で最終合意、犯罪対策ソリューションの展開を強化メールマガジン「Daily BCN Bizline 2011.9.8」より