今日のひとことWeb版

長野県佐久市の挑戦、観光にIT

2011/12/16 15:26

 ユーザー企業・団体の導入事例は、ITソリューションの特徴を効果的にPRできる情報で、ITベンダーのマーケティング担当者のみなさんも、制作に力を入れているかと思います。

 『週刊BCN』でも導入事例の連載「THE 決断!」を毎週掲載しています。今回は、長野県佐久市の取り組みを取り上げました。

 佐久市が導入したのは、GPSとAR(拡張現実)技術を活用したコンテンツ配信サービスです。観光客向けに観光スポットやグルメスポットの情報を地図と組み合わせ、スマートフォンやタブレット端末で閲覧できるシステムです。端末のカメラで、その場の風景を移せば、関連する情報が画像内に表示される“旬”の機能を備えています。

 観光業の活性化に先進のIT――。佐久市にとっては、投資という点でも、不慣れなITの利活用という点でも「挑戦」かとは思いますが、「ITは観光業にもマッチする」というモデルケースになることを願っています。(木村剛士)

【記事はこちら】
<THE決断!ユーザーのIT導入プロセスを追う>長野県佐久市編スマートフォンのGPSとARを活用 若い世代の観光客への訴求力をアップ
メールマガジン「Daily BCN Bizline 2011.12.16」より
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