東日本大震災で大きな被害を受けた岩手・宮城・福島の東北3県では、いま、復興が進んでいます。今後、これを加速して東北の長期的な発展につなげるためには、中小企業を柱とする地元経済を活性化させる必要があります。

 IT業界では、このところITの活用によって経営改善を図るという新しい提案が注目を集めています。東北3県の中小企業にも、クラウド活用によるBCP(事業継続計画)対策や新サービスの開発などで、ITを経営に生かす動きがあります。

 しかし、東北3県の中小企業の経営状況をみると、事業の再開がまだ軌道に乗っていないところが多くあります。いまはまだ、ITに投資する余裕がないのが実際のところでしょう。

 こうした環境で重要な役割を担うのが、ITコーディネータ(ITC)です。彼らは中小企業の経営課題をよく把握しており、現場のニーズをITベンダーに伝えることができます。ITベンダーは中小企業に最適なサービスを開発し、事業が安定したタイミングでITCを通じて提案するというモデルが有効になりそうです。(ゼンフ ミシャ)

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<IT経営の真髄 ITCの支援で企業はこう変わる!>121.東北の復興支援(上)クラウドサービスを無償提供
メールマガジン「Daily BCN Bizline 2013.4.10」より