今後伸びが期待されるITサービスをキーワードで表すと「SMAC(スマック)」になるのだそうです。JBCCのシステム運用サービス「SMAC(ソリューションマネジメント & アクセスセンター)」でもなければ、アイドルグループの「SMAP」でもありません。念のため。
SMACを構成するのは、ソーシャルサービス(Social Service)のSとモバイル(Mobile)のM、ビッグデータ・アナリティクス(Big Data Analytics)のA、クラウド(Cloud)のC。「オールドIT」に対する「ニューIT」を語る文脈で使われることが多いようです。例えば、「FacebookやTwitterなどのソーシャルサービスは、多くの場合モバイル端末で利用される。ここで集まったデータを分析してマーケティングに生かす。こうしたITを支える基盤がクラウドである――といった具合でしょうか。
ERP(統合基幹業務システム)に代表されるバックエンド市場が成熟期を迎えるなか、売り上げや利益を伸ばすのに効果が大きいとされるフロントエンド系の「SMAC」が、相対的に新たな投資が期待できるということのようです。(安藤章司)
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