今日のひとことWeb版

思い出の通学路

2015/11/04 15:26

 高校時代、最寄り駅から学校までの行き帰りの道沿いに、「NEC」の大きな看板を掲げた2階建てのオフィスがありました。といっても、実はそういう記憶があるわけではなく、「私の高校時代の通学路に、昔からそういうオフィスが建っていたことを最近知った」というのが正しい表現です。ほぼ毎日通っていたにもかかわらず、見えていないものですね。

 そのオフィスとは、山形県庄内地方で業務アプリケーションの開発・販売、ハードウェアやネットワーク周辺機器の販売・保守などを手がけるキューブワン情報の本社なのですが、『週刊BCN』の記者として、自分の地元のITベンダーを取材する日が来るとは思ってもいませんでした。高校時代、見ていたはずなのに、まったく注意を払わなかった場所。立場が変わって仕事で訪れた結果、思い出深い場所に変わりました。

 首都圏一極集中型の産業といわれるIT業界にあって、地方で成長モデルを描くためにはどうしたらいいのか。派手ではないものの、地元の基幹産業と密接な関係を築き、地道な営業活動を続ける同社の取り組みについて、芳賀吉徳社長が解説してくれました。(本多和幸)

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<SI論 システム開発はどう変わるのか>第13回 キューブワン情報 地元市場と覚悟をもって向き合う
メールマガジン「Daily BCN Bizline 2015.11.4」より
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