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本場のテクス・メクスを食す

2015/11/10 15:26

 旅の醍醐味といえば食事です。いまや東京では、国内のさまざまな郷土料理のみならず、世界各地の「地元の味」を、場合によってはかなりのクオリティで食べられるようになったといえます。「世界一美味しい中国料理が食べられるのは横浜中華街だ」などと言う人もいますし、他のジャンルでも似たようなフレーズを耳にすることがあります。それでも、旅先で触れる地元の味は格別なものだと感じるのは、私だけではないでしょう。

 米デルの年次イベント「Dell World」は、同社が本拠を置くテキサス州のオースティンで例年開かれますが、テキサスといえばテクス・メクス料理です。今年のDell Worldを取材する機会を得た私は、幸運にも本場のテクス・メクスにありつくことができました。サルサ、ファヒータなども絶品だったのですが、とくに印象に残ったのが、エビをベーコンで巻いてグリルした料理です。あまりにも美味しかったのと、見た感じは非常にシンプルな料理でしたので、帰国後、自分でも雰囲気を真似てつくってみました。さて、その味は……?

 当然といえば当然ですが、旅先の高揚感を差し引いても、両者の間には埋めがたい差がある、という結果に終わってしまいました。(本多和幸)

【記事はこちら】
米デル Dell World 2015 EMC買収後のビジョンはみえたか デル会長「顧客に選択肢を与える」
メールマガジン「Daily BCN Bizline 2015.11.10」より
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