ビッグデータ分析の適用先は、売り上げや利益の増加に直結するマーケティング領域が多いと思います。顧客ターゲットを絞り込み、効果的に広告や販促活動を展開するためには、少しでも多くのデータを集めて、ほぼリアルタイムに分析していくコンピューティングパワーは、頼もしい味方です。

 こうしたビッグデータ分析を通じて企業のマーケティングや広告展開の支援を手がけるメディックスは、割安なうえ高速処理が可能で、なおかつ省エネのデータセンター(DC)を探したところ、思うようなDCが見つからなかったといいます。それならば「自分たちでつくってしまえ」(メディックスの水野昌広代表取締役)と考え、2017年秋に高集積、高速処理が可能なビッグデータ対応型DCを、新潟県長岡市に竣工することにしました。

 冬の間に蓄えた雪氷(せっぴょう)を活用したり、外気冷却の機構などを積極的に取り入れることで、冷却にかかる電気代も大幅に抑えられる設計になっています。自らの経験にもとづいて、ビッグデータ分析に不可欠な強力、かつ安価でエコなコンピューティングパワーを提供していくことを目指すとしています。(安藤章司)

【記事はこちら】
データドック、高規格・省エネの寒冷地DC、新潟・長岡でビッグデータ分析を主なターゲットに
メールマガジン「Daily BCN Bizline 2016.7.28」より