23年前に発売された家庭用ゲーム機「ファミリーコンピュータ」を復刻した、「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」が先週任天堂から発表されました。オリジナルの製品とは違ってソフトの交換はできませんが、名作30タイトルが内蔵されて価格は約6000円。今はたまにポケモンGOの画面を開く程度の私ですが、小~中学生時代はほとんどファミコンのために生きていたと言っていいほどテレビゲームに熱中していました。当時のゲームでまた遊びたい気持ちが燃え上がり、土曜の朝から家電量販店の玩具フロアへ駆け込み、購入予約を済ませてきました。

 「どうしてもほしいゲームを手に入れるため、おもちゃ売り場で予約をする」という行為自体を四半世紀前の追体験として楽しんだわけですが、同じように思った30~40代のオールドゲーマーが大勢いたのか、都心の店舗や大手ECサイトでは週末のうちに予約受付は終了。これほどの人気になるとは予想していませんでしたが、急いで予約をしておいてよかった。

 復刻版のファミコンに搭載されているCPU等は実機を分解してみないことにはわかりませんが、おそらく、当時のハードウェアの動作を再現するエミュレーション技術が用いられているものと考えられます。エミュレータはレガシーシステムのアプリケーションを継承するためにしばしば用いられますが、文字通り日本の歴史的な遺産(レガシー)である名作ゲームの数々が、誰でも楽しめる現代の環境に蘇ったことを嬉しく思います。(日高彰)

【記事はこちら】
インターコム、IBMメインフレーム用端末エミュレータの最新版
メールマガジン「Daily BCN Bizline 2016.10.05」より