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AIでサービス型ビジネスを拡大

2016/12/13 15:26

 AI(人工知能)は、ここにきて、さまざまな業務システムに組み込まれるようになりました。機械学習系のAIは、一見するとBI(ビジネス・インテリジェンス)と似ていますが、テキスト文書や画像、音声など非定型のデータを扱うのに長けている特徴があります。

 日立ソリューションズは、同社が開発してきた人事管理システム「リシテア」にAIを実装。多種多様なデータを分析する能力を生かして、ストレスの度合いが高い社員を予測する「組織ストレス予測サービス」や、従業員のモチベーションなどを可視化する「組織パフォーマンス診断サービス」を、来年2月から順次スタートする予定です。

 ポイントは、顧客の人事管理のデータを預かってAIの教師役となる「予測モデル」を作成。これに沿ってAIが最適解を導き出す仕組み。定期的にデータをとり直して予測モデルを手直しし、AIの性能を維持するサービス型モデルである点も、AIビジネスならではの特徴だと言えそうです。(安藤章司)

【記事はこちら】
日立ソリューションズ、AIを活用した「リシテア/AI分析」サービス開始へ
メールマガジン「Daily BCN Bizline 2016.12.13」より
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