この1か月、中国の新聞やニュースサイトは、新たに設立される新区の話題でもちきりでした。中国共産党中央委員会と国務院は4月1日、河北省に「雄安新区」を設立すると発表。新華社通信は、「千年の大計、国家の大事だ」と強調しており、中国にとって極めて重要度の高いプロジェクトということになります。

 発表後、雄安新区が設立されるエリア近辺では、不動産価格が急騰し、売買停止になるなどの事態も発生。株式市場でも、新区設立に関わるとみられるデベロッパーなどの関連銘柄が高騰しています。今後、大規模な政府投資が見込まれる雄安新区ですが、実際に開発がうまく進むのかは未知数。現時点では、詳細な計画も明らかでないため、ITベンダーが商機を掴むには、関連動向を正確に把握し、適切な対応を取る必要がありそうです。(上海支局 真鍋武)