今日のひとことWeb版

デジタル時代の基幹システム

2017/05/23 10:00



 一時期、コモディティ化した市場とも指摘されてきた基幹業務パッケージですが、外資系の大手ERPベンダーのみならず、国産ベンダーも「デジタル時代」にふさわしい製品アップデートに取り組み、状況は変わってきています。

 スクラッチ開発した基幹業務システムを使っているユーザーのリプレース需要は根強いものがありますし、パブリッククラウド上でSaaSとしてERPパッケージをサブスクリプション方式で利用することをユーザー側が受け入れ始めていることもあり、ベンダー側も、より幅広いユーザー層をターゲットにしたビジネス戦略を再構築しています。潜在的な市場は拡大しているといえそうです。(本多和幸)
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