中国の電機メーカーはスマートフォン関連の製造で大きく躍進しました。しかし、巨大市場を抱える中国ですら、スマートフォン市場は「買い替え」の割合が多くなり、市場の伸びが鈍化しているとのこと。

 スマートフォン向け組み込みソフト開発で急成長した中国のサンダーソフト(中科創達軟件)は、車載やIoTなど“非スマートフォン”領域への進出を加速させています。欧州で組み込み系ベンダー2社を買収するとともに、日本市場にも200億円規模の投資を行う計画を立てています。

 自動車の先進運転支援システム(ADAS)や自動運転は、まだまだ発展途上であるし、IoT市場は企業ユーザーの業種・業態によって多様なニーズが見込まれています。組み込みソフトビジネスの伸び代は、依然として大きいものがあるとみているようです。(安藤章司)