日本政府観光局(JNTO)が1月17日、2019年の訪日外国人客数(推計値)を発表しました。それによると、19年は前年比2.2%増の3188万2000人で、過去最高を更新しました。

 市場別では中国が前年比14.5%増の959万4000人で、1000万人にまで迫る勢い。ほか、台湾や香港、タイなど、19市場で過去最高を記録しました。一方、韓国は日韓関係の悪化により、同25.9%減の558万4600人と急減。過去最高を更新した訪日客数ですが、伸び率は2.2%の増加にとどまり、政府が掲げる「2020年に4000万人」の目標達成への道のりは遠い状況です。

 今年は東京五輪・パラリンピックという一大イベント開催の年。多くの外国人が日本を訪れることが予測され、インバウンド市場として正念場を迎えます。ITベンダーも、訪日客の旅行体験をより良くすべく、さまざまなアイデアでインバウンド支援、需要獲得に動いています。(前田幸慧)