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日立の「スケール・バイ・デジタル」とは

2020/06/04 10:00





 日立製作所は、DX戦略事業の「Lumada(ルマーダ)」事業を再編しました。関連するシステム構築(SI)をLumada事業に含めないことを決めたことから、昨年度のLumada事業の売り上げを新基準で算定し直すと15%ほど目減りして1兆370億円になるとのこと。

 そうまでして再編を決断したのは、デジタルの中核技術の「IT」と、日立が強みとする制御技術「OT」を集約したものを「Lumada」と定義。請け負い型のSIを原則含まないようにすることで、Lumadaの特色をより際立たせるためだといいます。

 日立では、ITビジネスを先進的なデジタル技術によって直接的にスケール(伸長)する「スケール・オブ・デジタル」、社会インフラや鉄道、設備などのビジネスをデジタル技術によってスケールさせることを「スケール・バイ・デジタル」と位置づけ、これを具現化したものをLumadaと定義し直したということです。

 特色ある考え方が随所に見られるLumada事業。今年1月に発足した新生・日立ヴァンタラの德永俊昭会長兼CEOに詳しく聞いてみました。(安藤章司)

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