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IT活用でスピードアップに期待

2020/06/09 10:00





 新型コロナウイルスの支援策の一環で、1人10万円の特別定額給付金が支給されることになりました。友人らに話を聞くと、すでに給付された人もいれば、まだの人も。居住地によって差が出ているようです。

 原因の一つとされるのが、膨大な事務作業です。各自治体は、住民からの申請を目視や手作業で確認しており、大きな都市ほど給付が遅れている傾向があるそうです。

 事務作業の効率化と給付の迅速化に向けた一手として、IT活用が注目されています。兵庫県加古川市は、サイボウズの業務アプリ開発プラットフォーム「kintone」を使い、独自の申請フォームをつくっています。

 同市の試算では、郵送申請と比較して事務処理時間は5分の1になるそうです。運用がうまくいけば、他の自治体への横展開も期待できそうです。(齋藤秀平)

【記事はこちら】
加古川市が特別定額給付金のオンライン申請にkintoneを採用、事務作業の負担軽減に
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