今日のひとことWeb版

需要が増すデータ保護ソリューション

2022/03/11 10:00





 ヴィーム・ソフトウェア(ヴィーム)の国内事業が好調です。古舘正清社長は、「グローバルで順調に事業が拡大しているが、その中でも日本法人はグローバルの平均を大きく上回る成長率だ」と話していました。

 同社では22年の国内戦略として「クラウド」「パートナー」「エンタープライズ」「広域サポート」の四つの項目も掲げています。特にマルチクラウド環境への対応強化に注力し、さらなる事業拡大を進めていく方針です。

 記事では事業戦略を紹介していますが、記者会見では年次レポート「データプロテクションレポート2022」の調査結果も公表されました。89%の企業が自社のデータ保護環境を不十分だと回答したことや、データ保護ソリューションをオンプレミスからクラウドにシフトしている企業が急増しているといった結果が紹介されました。

 クラウド利用の増加によりデータが社内システムのさまざまな場所に点在しているほか、ランサムウェアをはじめとしたサイバー攻撃の増加など、データ保護の重要性は年々、高まっています。今後もヴィームは大きく成長していくと感じています。(岩田晃久)

【記事はこちら】
ヴィームの22年事業戦略 マルチクラウドでのデータ移動を支援 クラウドやパートナーなど四項目に注力
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