キヤノンは、インクジェットプリンタ「PIXUS（ピクサス）」6機種を9月9日から順次発売する。同社のデジタルカメラで撮影したハイビジョン動画から静止画を切り出して印刷する機能を搭載。また、上位モデル2機種には、印刷やコピーの作業操作の手順をキーが発光して知らせるインターフェースを採用した。

　今年で誕生10年目を迎える「PIXUS」は、外観に加え、ロゴデザインを一新した。キヤノンマーケティングジャパンの佐々木統専務取締役・コンスーマイメージカンパニープレジデントは、「この新製品で高付加価値を提供することで、10～12月のメーカー別販売台数シェア50％程度を狙う」と語った。（井上真希子）