【上海発】富士通(中国)信息系統(富室昌之総裁)が、中国で着々と成長路線を築いている。広東省管轄政府系企業と合弁して富士通(広東)科技服務有限公司を設立。その合弁会社の運営で富士通グループ中国初となる自社所有の富士通中国華南データセンター(DC)が今年4月11日に稼働を開始した。DCの開設によって、システム・サービスをユーザー企業に対して直接提供できるようになったことに加えて、クラウドサービスの本格化を視野に入れるなど、次のステップに進む基盤を整えた。富士通グループが掲げる2010年度(2011年3月期)比で中国での売上高を「3年後に2倍」に向けて大きく前進したかたちだ。(佐相彰彦)