大手インターネットサービスプロバイダ(ISP)のクラウドサービスが存在感を増している。ニフティのクラウドサービス関連事業の売り上げは年率2倍余りの勢いで伸びており、NECビッグローブのクラウドサービスのユーザー数も直近半年で2倍に伸びた。プロバイダはもともとデータセンター(DC)設備や認証、課金といった商用ネットサービスの基本的な仕組みをもっていることが有利に働く一方で、これまで彼らの主力だったインターネット接続サービスが伸び悩んでおり、次の収益の柱としてクラウドサービス事業へ突き進もうとしている切迫した事情も抱えている。(安藤章司)
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