ガス会社の千葉ガスは、次期基幹業務システムの開発で悩んでいた。従来と同様、パッケージソフトを活用するか、スクラッチでゼロからつくるか、どうにも一長一短がある。パッケージは要求仕様を満たすための手直しがやりづらく、手組みのスクラッチ開発は開発の自由度は高いが、手間とコストがかかりすぎる。そうこうしているうちに、あるITベンダーの営業マンが飛び込みで売り込みに来た。「プログラムをつくらなくていいんです」。千葉ガスに提案したのは、キヤノンソフトウェアの営業マンだった。