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【カスタマーサクセスで実現するITベンダーとユーザー企業のこれからの関係・2】CSMの役割と意義(後編)

2022/08/24 10:00

 近年、デジタルトランスフォーメーション(DX)の必要性が叫ばれている。しかし、取り組みがうまく行っている企業はどれくらいあるのだろうか。ユーザー企業のシステム内製空洞化や経営層と現場の意識の違いなど、DXを推進するには壁も多い。前回に続き、日本IBMの戸倉彩に話を聞くと、ITベンダーとユーザー企業の「共創」がDXの成功の鍵ではないかと感じさせられた。
 
戸倉 彩
テクノロジー事業本部カスタマーサクセス部長
企業とITエンジニアが共創するDeveloper Relationsに注力。2018年5月、
日本マイクロソフトのテクニカルエバンジェリストから、
日本IBMのデベロッパーアドボケイトに転身。
21年1月、カスタマーサクセスに軸足を置く。

DXとカスタマーサクセスの関係

園田 カスタマーサクセスマネージャー(CSM)は課題解決のプロだという話がありましたが、戸倉さんは部長になる前、CSMの一人として活動していましたよね。その中で気づいた、担当されていたお客様であったり、ひいては日本の企業であったりの共通の課題はありますか。

戸倉 はい。日本の企業では、生産性の向上や業務効率の改善が期待できる「DX推進の取り組み」に関して何かしら課題や問題を抱えている、というのが共通しているように感じています。

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外部リンク

日本IBM=https://www.ibm.com/jp-ja