その他

【ITコーディネータが取り組むIoTとAI・10】AI導入の実際(1)コールセンター編

2023/02/24 10:00


 筆者が取り組んだ最初のAIシステムは、メーカーのコールセンターへのIBM Watsonの導入であった。2016~17年くらいの事例なので新しくはないのだが、その時に得たAI導入のノウハウは今でも活用しているので、無駄話にはならないだろう。

 Watsonは自然言語処理に強いクラウドAIサービスだ。コールセンターのように言葉を扱う業務とは相性が良い。活用したサービスは、自然言語のタグ付け(分類)を行うNatural Language Classifier(NLC)と、全文検索エンジンにAIの仕組みを組み込んだRetrieve and Rank(R&R)の二つだ。ただ、この二つのサービスは現存しておらずNLCは似たような名前のNatural Language Understanding(NLU)の分類モデル、R&RはDiscoveryという後継サービスに置き換える必要がある。

続きは「週刊BCN+会員」のみ
ご覧になれます。

(登録無料:所要時間1分程度)

新規会員登録はこちら(登録無料)

会員特典

詳しく見る
  1. 注目のキーパーソンへのインタビューや市場を深掘りした解説・特集など毎週更新される会員限定記事が読み放題!
  2. メールマガジンを毎日配信(土日祝をのぞく)
  3. イベント・セミナー情報の告知が可能(登録および更新)
    SIerをはじめ、ITベンダーが読者の多くを占める「週刊BCN+」が集客をサポートします。
  4. 企業向けIT製品の導入事例情報の詳細PDFデータを何件でもダウンロードし放題!
  • 1

関連記事

【ITコーディネータが取り組むIoTとAI・9】プログラミングスキルを持つ人材をどう増やすか

【ITコーディネータが取り組むIoTとAI・8】北九州でITスクールを立ち上げる

【ITコーディネータが取り組むIoTとAI・7】ITコーディネータとしてAIをどう伝えるか

外部リンク

ビビンコ=https://vivinko.com/

ITコーディネータ協会=https://www.itc.or.jp/