オービックビジネスコンサルタント（OBC）
国内初Certified for Windows Server 2008ロゴ取得
新たな提案で需要を喚起

Windows Server 2008へ　迅速に対応

　2008年4月、オービックビジネスコンサルタント（OBC）は「勘定奉行V ERP」で、マイクロソフトの「Certified for Windows Server 2008ロゴプログラム」を国内製品として初めて取得した。「世の中に投じられるOSに対して、迅速に対応するのが当社の命題。Windows Server 2008に関しては、かなり早い段階から検証を始めました」と語るのは、開発本部・OTECグループ　グループリーダーの日野和麻呂氏。同社はマイクロソフトの技術にフォーカスした展開を行い、基幹業務ソリューションとして日本で初めて「Certified for Windows Vista ロゴ」を取得。昨年11月の「Microsoft Partner Program Japan Award 2007」では、「ISV/Software Solutions Partner of the Year Winner」として最優秀賞を受賞している。

　「Windows Server 2008では、Windows Vistaベースでのセキュリティが実装されています。ネットワーク機能のセキュリティが強化されるなど、安心してお客様にご提案できるシステムになっています」（日野氏）。Windows Server 2008でターミナルサービスが大幅に強化されたことに関して「今までコスト高で導入が難しかった企業様でも、単一サーバーで数拠点間で運用するという規模であれば、訴求しやすい」（日野氏）とのことだ。さらに、仮想化技術にも注目する。「仮想化は今後のサーバー運用において普及していくことが予想されます。環境復旧や冗長化構成の構築しやすさなど、いろいろなメリットを提案していけそうです」（日野氏）。

　今後同社は、Windows Server 2008を通じて、より幅広い提案を行う構えだ。「今までネットワーク対応製品を利用してきたお客様であれば、拠点を少し増やした場合の運用もご検討いただき、ライセンスアップにもつながる。スタンドアロン型製品をご利用中であれば、ネットワーク型のシステムがより促進できると期待します」（日野氏）。同社は、パートナーを通じた展開を行っているため、まずは販売パートナーを介して「Windows Server 2008を通じて、“こういった提案ができる”ということを明確にする」（日野氏）とのことだ。いち早くWindows Server 2008対応に取り組んできた同社の展開に、これからも目が離せない。


オービックビジネスコンサルタント（OBC）＝http://www.obc.co.jp/

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