新製品は周波数1.66GHzのAtom N280を搭載することで、従来機種の約1.3倍以上、処理性能を向上させた。2GBフラッシュメモリと1GBのメモリ、OSにはWindows Embedded Standard正規版を搭載する。また、映像出力端子用のVGA端子や次世代規格のDisplay Portを備え、2画面の同時出力が可能。
仮想デスクトップ環境用に独自ソフト「HP Easy Config Utility」を搭載。ウィザードで選ぶだけで、仮想化ソフト「XenDesktop 4」と「VMware View 4.0」、アプライアンスの設定がワンタッチで簡単にできる。価格は4万8300円。日本HPの直接営業と販売代理店経由で販売する。
同時に、「Citrix XenDesktop 4」をX86サーバーHP ProLiantファミリー向けのソリューションで新規に販売するほか、「VMware」の最新版「VMware View4.0」も発売。価格は「VMware View 4 Enterprise Starter Kit 10VMパック」が21万円から、「Citrix XenDesktop 4 Enterprise Edition 20 NUライセンス」は53万7600円から。