ソフトバンクテレコムは広域イーサネットのVLAN多重サービスで、VPN(仮想私設網)ごとに帯域確保と優先制御の機能を付加するクラウド基盤向けの通信サービス「ULTINA Wide Ethernet VLAN多重(帯域制御型)」を追加し、2010年1月25日から受け付けを開始する。

 新サービスではVLANごとに最低保障速度を設定。各VLANに必要な帯域を確保するとともに、VLANごとにQoS機能を4クラスで提供し、基幹や情報系などのアプリケーションの利用方法に合わせた優先制御も行えるようにした。

 また、一本のアクセス回線に複数のVPNをVLANで論理的に多重化して収容することで、ネットワークコストや運用管理の負荷の軽減も図った。

 従来のVLAN多重サービスは、複数のアクセス回線を一本の回線に論理的に多重化することで、回線帯域を有効活用し、ネットワーク機器や回線のトータルコスト削減や運用管理の効率化ができるメリットがある一方、同一のアクセス回線内で他の通信の影響を受けてしまい、VLANごと、アプリケーションごとの品質確保が十分ではないという問題があった。

 ソフトバンクテレコムでは通信速度保障やQoS機能を活用した品質確保を導入することなどで、クラウドで利用できる低コストで信頼性の高い通信サービスを実現した。

 提供料金は工事費を含めた初期費用が3150円、月額利用料金は1多重あたり2万6250円。