ニュース

ワコム、より小型に、サイン入力専用液晶ペンタブレット

2010/02/10 10:08

 ワコムは法人向けに、小型で携帯しやすいサイン入力専用の液晶ペンタブレット「STU-300」を3月23日に発売する。3年間で10万台販売することを目指す。価格は案件ごとに個別に見積もる。

 1×4インチの反射型液晶ディスプレイを備えた液晶ペンタブレット。従来の「STU-500」と比較して、本体容積は約55%、液晶ディスプレイ面積は約70%になり、より持ち運びやすくなった。

 ディスプレイ上へのサインで、サインを電子化。書き心地を紙に近づけたことで、筆跡・筆圧を含むサイン固有のさまざまな特徴を捉えて認識する。

 クレジットカード決済時や各種申込書・契約書などへのサイン、社内ワークフローや承認システムでのサインなどを電子化し、手続きの流れをシステム化することで、ペーパーレス化、事務処理効率の向上、書類の印刷・保管・物流コストの削減、個人情報の保護などの効果を期待できる。

 転送速度は200pps、読取分解能は2450lpi、筆圧レベルは512段階。本体サイズは幅156×奥行き127.4×高さ16.9mm、重さ約200g。

STU-300
  • 1

関連記事

ワコム 「Windows 7」で盛り上がるマルチタッチセンサーシステム

システム・テクノロジー・アイとワコム ペーパーレス研修 システムを開発・販売

ワコム タブレットの楽しさを伝えたい 量販店で似顔絵イベントを実施

【店頭販売奮闘記】ワコム(上) 商品が高回転する売り場を作る

外部リンク

ワコム=http://www.wacom.co.jp/

週刊BCN特別連載企画
「パートナーと伴奏し、新たな価値を共創するネットワールド」

連載第1回 トップに聞くビジネス戦略とパートナー支援

× こちらから>>

連載第2回 オンプレミスの知見を生かした「クラウド移行の最適解」

× こちらから>>

連載第3回 複雑なセキュリティに対し充実したサポートと検証環境を用意、今後はAI保護に注力

× こちらから>>

連載第4回 AIビジネスの立ち上げを支援 企業独自のデータを取り込み課題を解決

× こちらから>>