日本ヒューレット・パッカード(日本HP、小出伸一社長)は、中堅・中小規模企業向けに、通信事業者をはじめとしたサービスプロバイダが、企業内通信サービスをクラウド形式で提供することができるコミュニケーションサービス「HP Communication as a Service (以下、HP CaaS)」を発表した。また、HP CaaSを実現するソリューション「HP Aggregation Platform for SaaS」の提供を17日に開始した。

 通信事業者は、日本HPが提供するHP CaaSを通じて、中堅・中小企業に企業内通信サービスを「ワンストップ」のクラウド形式で提供できるようになる。例えば、通信事業者がIPネットワーク内でIP電話端末間の接続を行うIP-PBX、企業の電話窓口で音声による自動応答を行うIVR、通話録音、テレビ電話会議システム、コンタクトセンターなどが提供可能になる。

 企業内通信サービスをクラウド形式で利用することによって、エンドユーザーは最先端のコミュニケーションシステムが利用でき、企業内通信サービスの運用管理が容易になる。システムへの投資が不要で、新しい技術を利用した通信サービスの導入に関するリスクを低減できる。エンドユーザーは、自社のコアビジネスに社内の人員や予算を集中し、競争力を強化することができる。

 HP CaaSを実現するソリューション「HP Aggregation Platform for SaaS」は、各種通信サービスや顧客管理システム(OSS)、請求システム(BSS)などを連携させ、複数の通信サービスをワンストップで提供することを可能にする統一プラットフォームソリューション。企業内の通信サービスだけでなく、CRMやERPなどのアプリケーションサービスの統合が可能で、通信事業者やサービスプロバイダによるサービス形式でのさまざまなアプリケーション提供をサポートする。