宮城県仙台市を本拠地に、県内を中心にビジネスを手がけるSIerのリアルビット(五十嵐実・代表取締役)は、県内病院へのシステム導入をもとに、ビジネス拡大の機運が高まっている。このほど、ある義肢装具メーカーのシステム案件を獲得。これをベースに全国規模で受注が広がる可能性がある。

 同社は東北大学病院にシステムを構築した実績をもつ。これが評価され、義肢メーカーに紹介された。義肢装具の製造業界は、ほかの業界に比べるとIT化を進めるメーカーが少ないという。リアルビットは、「一つの案件を成功させることによって、47都道府県の義肢装具メーカーに対してシステムを構築できるようになる」(五十嵐代表取締役)と意気込む。システム案件の内容は、基幹業務システムだ。

 同社が得意なシステム開発は、デジタルサイネージなど映像関連のアプリケーション。「すぐレポ!」というシステムは、ユーザーが携帯電話などのカメラを利用して撮影した画像を投稿できるもので、大型スクリーンを活用した大規模な地域のイベントや商業施設などのPRに適している。仙台市で開催された「SENDAI DESIGN WEEK2008」や、宮城教育大学の学園祭などに採用された。

 こうした技術力を生かして、病院にシステムを導入。ここからユーザー層が広がっていくことになった。