ニュース
リアルビット、県内病院の導入実績で受注増、義肢メーカー案件を獲得
2010/04/05 10:12
同社は東北大学病院にシステムを構築した実績をもつ。これが評価され、義肢メーカーに紹介された。義肢装具の製造業界は、ほかの業界に比べるとIT化を進めるメーカーが少ないという。リアルビットは、「一つの案件を成功させることによって、47都道府県の義肢装具メーカーに対してシステムを構築できるようになる」(五十嵐代表取締役)と意気込む。システム案件の内容は、基幹業務システムだ。
同社が得意なシステム開発は、デジタルサイネージなど映像関連のアプリケーション。「すぐレポ!」というシステムは、ユーザーが携帯電話などのカメラを利用して撮影した画像を投稿できるもので、大型スクリーンを活用した大規模な地域のイベントや商業施設などのPRに適している。仙台市で開催された「SENDAI DESIGN WEEK2008」や、宮城教育大学の学園祭などに採用された。
こうした技術力を生かして、病院にシステムを導入。ここからユーザー層が広がっていくことになった。
- 1
関連記事
<コンピュータ流通の光と影 PART IX>拡がれ、日本のソフトウェアビジネス 第26回 宮城県(2)
<コンピュータ流通の光と影 PART IX>拡がれ、日本のソフトウェアビジネス 第24回 東北(2)
<BCN REPORT>第6回「BCN フォーラム」を仙台で開催 NTTソフトウェア駒谷昇一氏が講演