日本ヒューレット・パッカード(日本HP、小出伸一社長)は、店舗のPOS端末に最適化したPC「HP POS System」から2機種を発表。直販と販売代理店を通じて、8月5日に販売を開始した。

 「HP POS System」は、Powered USB端子とPowered Serial端子を搭載するなど、POSに最適化したハードウェア構成を備え、標準仕様OPOS準拠の幅広い周辺機器とアプリケーションに対応する。インテル Core 2 Duoプロセッサー、SSDなど、高性能な構成が選択できる豊富な製品ラインアップを用意し、プリインストールOSとして業界標準の「POSReady 2009」に加えて「Windows 7/Windows XP」も選択できる。PC単体として業務に使用するために十分なスペックをもち、スペースの限られた店舗などでの利用に適している。

 コンパクトなデスクトップ型モデル「HP rp5700 Point of Sale System」と、15インチタッチスクリーンモニタと磁気カードリーダーを一体化したオールインワンモデル「HP ap5000 All-in-One POS System」。販売価格は「rp5700」が10万2900円から、「ap5000」が18万9000円から。 

HP rp5700 Point of Sale System

 「rp5700」は、Powered USBポート4本を含む計10本のUSBポート、4本のPowered RS232C Serialポートなど、豊富な拡張性を備える。2種類のプロセッサー(Core 2 Duo E7400/Pentium デュアルコア E2160)と3種類のプリインストールOS(POSReady 2009/Windows 7 Professional/Windows XP Professional SP3)の組み合わせによる6モデルをラインアップした。オプションとして、15インチタッチスクリーンモニタ「HP L5009tm LCD TOUCH MONITOR」を用意している。 

HP ap5000 All-in-One POS System

 「ap5000」は、15インチタッチスクリーンモニタと磁気カードリーダーを備えたオールインワンモデル。ケーブルレスのデザインを採用し、背面にカスタマーディスプレイを備える。背面に動画再生対応の別売オプションの10.4インチフルカラーモニタ「HP 10.4-inch ap5000 LCD Customer Display」を装着すれば、関連商品の効果的なプレゼンテーションができる。

 「ap5000」でも2種類のプロセッサー(Core 2 Duo E7400/Celeron 440)と3種類のプリインストールOS(POSReady 2009/Windows 7 Professional/Windows XP Professional SP3)の組み合わせによる6モデルを用意。Core 2 Duo搭載モデルには、記憶装置として低消費電力でアクセス性能にすぐれる64GB SSDを採用した。

 ビジネスを進めるにあたり、POSソリューションで実績を持つシャープシステムプロダクト(SSP、市山 英治社長)と協業する。SSPは自社システムの強化と同時に、バーコードリーダーやレシートプリンタなどの周辺機器、システム構築や保守・サポート、顧客ニーズの多様化に合わせた海外展開サポートまで、POSトータルソリューションを提供する。

 ソフトウェアでは、ヴィンキュラム ジャパン(瀧澤隆社長)のPOSアプリケーションソフト「ANY-CUBE Core」の動作確認済み(POS端末単体での動作確認)。日本HPでは、今後もパートナーを増やしていく予定。