湘南ベルマーレ(眞壁潔代表取締役)と日立システムアンドサービス(日立システム、林雅博社長)は9月14日、共同で、総務省から選定された「ホワイトスペース特区先行モデル」として、平塚競技場におけるエリア限定のワンセグ配信(エリアワンセグ)実験を9月18日から開始すると発表した。

 今回の実験は、湘南ベルマーレにおけるホワイトスペース特区先行モデルのフェーズ1として、まずは平塚競技場でのエリアワンセグを、関東総合通信局から実験試験局免許交付を受け、SEA Global、日立国際電気、Jリーグメディアプロモーション、スカパーJSAT、CWS Brainsの協力の下、Jリーグ公式戦の開催日に実施する。

 実験では、技術検証とサービス検証を目的とし、技術検証としては、平塚競技場の客席をエリアワンセグ視聴エリアとするための電波伝搬の検証を行う。サービス検証としては、視聴動向の調査を行い、地域活性化へ有効な配信内容や施策について検討する。視聴の需要があるか、どういったコンテンツが適しているかなどを、視聴者へのアンケートなどから情報収集するほか、コンテンツの作成や無線局の運用など、システム運用についても検証する。

 配信するコンテンツは、湘南ベルマーレからのお知らせや選手メッセージ、スタジアムガイド、試合中継などを予定している。また、サッカー以外の競技チームをもつ「総合型スポーツクラブ」という湘南ベルマーレの特徴を生かしたコンテンツも配信する予定。さらに、地域情報や観光情報なども、順次配信することを計画している。データ放送では、サポーター・来場者が参加できる「応援メッセージ」などのコンテンツも配信する。

 なお、実験の告知は湘南ベルマーレのメディア(HPや携帯サイト他)などで行い、サポーター・来場者へ実験参加方法と視聴方法を伝えていく。公式戦当日には、デジタルサイネージも設置し、告知を行う。

 湘南ベルマーレと日立システムでは、今回の平塚競技場での実験に続いて、今後は駅・商店街や他の地域主要スポット・地域イベントなど、様々な場所でのサービス実施も検討し、地域メディアによる「スポーツ交流を生かした地域活性化」を目指す。