インターネットイニシアティブ(IIJ、鈴木幸一社長)は、2009年4月からクラウドコンピューティングサービス「IIJ GIO」のパートナー支援プログラムを提供しているが、そのパートナー獲得の状況が明らかになった。

 小川晋平・マーケティング本部GIOマーケティング部部長によると、システムインテグレータ(SIer)や独立系ソフトウェアベンダー(ISV)に参加を呼びかけている「ソリューションパートナー」として、内田洋行やNRIセキュアテクノロジーズなど、79社と協業できたという。

 パートナープログラムは、大きく分けて二つ。クラウド基盤である「IIJ GIO」の基盤技術・製品の提供者となるISVやハードウェアメーカーが参加する「テクノロジーパートナー」と、「IIJ GIO」を利用したクラウドサービスを提供するSIerやISVが加わる「ソリューションパートナー」だ。ちなみに、前者は現在、EMCジャパンやF5ネットワークスジャパン、サイボウズなど16社が加盟している。

 IIJは、2012年3月末までに、両パートナー合計で300社にまで拡大することを表明している。小川部長は、「仮想デスクトップの展開で、当社に協力を求めてくるITベンダーが増えている。最終的には、クラウド事業の全売上高の6割をパートナー経由にしたい」と、地場で活躍する全国のSIerを対象にしたリクルーティングを本格化する予定だ。

「直販主体だったクラウド事業をチャネル経由にシフトしている」と語るIIJの小川晋平部長