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金山軟件、オンラインゲームの事業拡大へ、2011年の目標は20-30%
2010/11/08 10:21
セキュリティや翻訳ソフトを主要商材として展開してきた金山軟件だが、ここ数年、オンラインゲーム事業に注力している。ソフト市場が大きく変化しているなかで、新しいビジネスモデルへとシフトする取り組みだ。
同社は、オンラインゲームの基本サービスは無償で提供。回収モデルは、広告とゲーム機能などを拡充した有償の「プレミアムサービス」を柱としている。現在、中国国内に約500万のユーザーがおり、マーケットシェアはおよそ3%。売上げ比率は約60%だという。
王東暉執行董事は、「これから強いゲーマーコミュニティを構築し、プレミアムサービスのユーザーを増やしながら、2011年にはオンラインゲーム事業の20-30%の拡大を目指している」と、今後の成長に意欲を示している。(ゼンフ ミシャ)
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