XMLデータベース(XML-DB)ソフト開発のサイバーテック(橋元賢次社長)は、上海にグループ本社を置く販売代理店のエヌディソフト(劉暁民社長)と今年9月に結んだパートナーシップを強化し、中国での売上げ拡大に取り組んでいる。

 エヌディソフトは、サイバーテックのXML-DB「NeoCoreXMS」を母体に、SaaS基盤のサービスとして中国の中小企業に展開。サイバーテックの販売パートナーになると同時に、重点拠点を上海から地価の安い南京に移し、約200人のキャパシティをもつXML技術の開発センターを設立した。「現在の従業員は約40人で、今後、必要に応じて増やしていく」(エヌディソフトの牧野宏営業部長)という。

 サイバーテックは、エヌディソフトとの連携を、本格化させる中国進出の柱としている。白井千晶取締役は、「中国に販売ルートができてよかった。これからXML-DBのマーケティングを行いながら、エヌディソフトの仕事をつくっていく」と、動きを本格化させる。同社は、4~5年後をめどに、日本と中国、英語圏の売り上げ構成比をほぼ同じにすることを目指している。

 両社は、売上げの拡大に向け、中国内陸部をXMLーDBの重要なマーケットとみている。サイバーテックの白井取締役は、「内陸に進出すれば、市場情勢に精通するローカルのソフトベンダーと手を組まないとうまくいかない」として、今後もパートナーとの連携に注力していく。(ゼンフ ミシャ)

サイバーテックの白井千晶取締役(右)、エヌディソフトの牧野宏営業部長