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「ゾンビ」が多いのはどこ? 世界のゾンビPCランキング、マカフィー発表

2010/11/15 10:17

 米マカフィーの研究機関「McAfee Labs(マカフィーラボ)」が「ゾンビPC」の台数が最も多い都市を発表した。

 「ゾンビPC」とは、悪質なソフトウェア「ボット」に感染して第三者がリモートでコントロールできるようになったPCのこと。

 ボット化してゾンビPCになると、犯罪者がPC内部にあるデータとリソースにフルアクセスすることが可能になる。犯罪者はボットを利用し、サービス拒否(DoS)攻撃を仕掛けたり、機密データ(パスワード、ユーザー名、アカウント情報、財務データなど)の検索や、スパム送信、さらにはゾンビPCから他のPCにウイルスを配布してさらなる感染を広げていく。

 McAfee Labsが世界でゾンビの数が最も多い都市を調査した結果、南アフリカのヨハネスブルクがトップだった。また、米国ではカンザス州カンザスシティ、カナダではブリティッシュコロンビア州バンクーバーがそれぞれ1位だった。(鍋島蓉子)
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外部リンク

マカフィー=http://www.mcafee.com/japan/

「McAfee Labs Blog 世界の都市ゾンビランキング」=http://www.mcafee.com/japan/security/mcafee_labs/blog/a-zombie-invasion.asp