富士通(山本正已社長)は、2月1日、運用中のブロックストレージで、データの保存と同時に重複するデータを除去するソフトウェア技術を開発したと発表した。同社によると、新技術は業界初という。

 データの重複を発見するアルゴリズムを開発することで、ソフトウェアだけで重複データの検出・除去に成功した。運用中のストレージに格納する複数の仮想マシンのOSデータを含め、さまざまなデータの重複部分を除去することができる。例えば、仮想マシンのデータが10個ある場合には、容量を約10分の1にできる。

 従来の技術では、運用中のストレージに格納するデータの重複を除去するためには、データの保存時に重複しているかどうかを判断する必要があった。運用中のデータを別のストレージに一時的にオフラインで格納し、夜間など、システムがあまり稼働していない時間に重複するデータを除去する方法がとられていた。新技術は、これらの手間を軽減することができる。(木村剛士)