Linux技術者認定機関であるエルピーアイ ジャパン(LPI-Japan、成井弦理事長)は、Linux/OSS(オープンソースソフトウェア)技術者教育の教材「高信頼システム構築標準教科書――仮想化と高可用性――」を、2月16日午前9時からホームページ上で無償配布する。iPadなど、情報端末向けにも配信する予定。

 「高信頼システム構築標準教科書――仮想化と高可用性――」は、Linux/OSSを活用して、クラウドシステムをはじめ、仮想化と高可用性(HA)システムの構築を学ぶ教材。クラウドエンジニアのスキル認定試験「LPIC レベル3 304試験」の学習にも役に立つ。Linux技術者認定試験のLPICレベル2相当の技術者を対象とする企業研修や、教育機関や個人でのスキルアップにも活用できる。成井理事長は、「OSSは、顧客のニーズに合わせ、技術者の創造性を生かしながらシステムを構築できる。拡張性の高いシステム構築が、今まで以上に活発になればいい」と話した。 

LPI-Japanの成井弦理事長

 執筆は、中小ISP、携帯電話会社向けに高信頼のサーバー構築を手がけ、コンピュータ関連書籍でも実績のあるデージーネット代表取締役の恒川裕康氏が担当。恒川氏は「インターネットの重要性が高まるにつれて、システムが複雑化し、高信頼性が必要になっている。技術で目新しいことには主眼を置いていないが、基礎が学べる教科書になった」と話している(鍋島蓉子)

デージーネットの恒川裕康氏