NRIセキュアテクノロジーズ(NRIセキュア、増谷洋社長)は、電子ファイル形式の情報資産を重要度別に識別・整理するソフトウェア「SecureCube/Labeling」シリーズとして、「SecureCube / Labeling Standard」(Standard)の販売を開始した。同時に、情報資産の利用状況を収集・結合して管理するサーバー向けソフト「SecureCube / Labeling Enterprise」(Enterprise)の機能を強化し、販売を開始した。

「SecureCube / Labeling Standard 」の構成イメージ

 「Standard」は、管理サーバーを導入することなく社内の機密度のポリシーを統一し、ファイルサーバー内の台帳作成を自動で行うことができる製品。「Enterprise」でも同様の機能を利用できるが、「Standard」は管理サーバーが不要で、低コストで導入できる。中小規模の企業や、部門単位での導入を考える企業、またクライアントPCの情報資産利用状況を収集・結合管理する必要のない企業に適している。

 また、Windowsサーバー上に存在するファイルについて、毎日自動で管理台帳を作成。NASやファイルサーバー内に蓄積した大量のファイルを簡単に整理し、自社内の情報資産の識別・整理を効率よく行うことができる。

 このほか、「Standard」が備える属性情報追加機能を「Enterprise」にも追加。これは、「機密・関係者限・社内限」などの機密度情報に加え、ユーザーが任意で設定する項目を電子ファイルのプロパティに追加できる機能。「作成部署」「作成日」「有効期限」など、各企業の文書管理ポリシーに沿った項目を追加でき、管理台帳でより詳細な情報資産の識別と整理ができるようになる。

 「Standard」のライセンス価格は、利用者が50人の場合で年間10万円(税別)から。販売代理店を通じて販売し、シリーズ全体の売上目標を今後1年で1億円としている。

「SecureCube / Labeling」シリーズの比較図