日本オラクル(遠藤隆雄社長)は、住生活グループのLIXILがオラクルのERPパッケージ「Oracle E-Business Suite」を採用し、経営管理基盤の大規模統合に着手したと発表した。2012年4月の稼動開始を予定する。

 LIXILは、住生活グループの中核を成すトステム、INAX、新日軽、サンウェーブ工業、東洋エクステリアの5社が統合し、今年4月に発足した事業会社。オラクルのERPパッケージ「Oracle E-Business Suite」を基盤に、統合会計システムを構築している。

 事業会社ごとに構築していた従来の会計システムを、グループの共通基盤である統合会計システムに全面移行する。新システムには、会計業務に加え、経営判断に必要なデータを迅速に提供する機能を組み込む予定。グローバル展開を前提に、多言語・複数通貨に対応するほか、IFRS(国際会計基準)への対応も視野に入れている。

 「Oracle E-Business Suite」は、必要に応じて柔軟に機能を組み合わせられる点、M&Aや企業統廃合などに順次対応できる点などが高く評価された。(信澤健太)