7月1日付けで日本ユニシスのトップに就任した黒川茂社長は、7月19日に開いたマスコミ記者との懇談会で、「当社の売り上げを速く3000億円までもっていきたい」として、業績回復に取り組む方針を明らかにした。

 黒川社長は、日本ユニシスがここ数年で売上高や営業利益が大きく落ち込んだことを受け、「今年度は、まず目標の2500億円をしっかり達成したい」と語った。それを踏まえて、「今後はプライベートクラウドなど、当社がまだ入り込めていない分野での事業拡大を推し進めて、売り上げ向上を目指す」とした。

 1974年に日本ユニシスに入社し、金融などの分野で常駐のシステムエンジニア(SE)として経験を積んできた黒川社長は、「現場の技術者の目線でユーザー企業のニーズを把握し、従来型のシステム構築に加えて、サービスビジネスの強化に注力していきたい」と、経験を生かしたマネジメントで同社の舵を取る。(ゼンフ ミシャ)

日本ユニシスの黒川茂社長