日立情報システムズ(日立情報、原巖社長)は、中堅・中小規模企業向けに、事業継続計画(BCP)の策定・見直しを支援する「BCP/BCMコンサルティングサービス」の提供を開始した。

 中小企業庁が策定した「中小企業BCP策定運用指針」をわかりやすくモデル化して、その中のITに関わる項目についてコンサルテーションから実装・配備までを一貫して提供するサービス。コンサルティングツールとして、独Software AGの「ARIS Platform」を用い、最短10日間、最低価格として税別約250万円から提供する。インタビュー形式で顧客にヒアリングを行い、プロジェクターに目的、課題、業務フロー、現場の声などを表示し、顧客と一緒に内容を確認しながら可視化作業を進める。

 「人」の動きと「システム」の動きの両方に着目し、ITだけでは解決できない部分の業務プロセスを可視化することができる。「中小企業BCP策定運用指針」に沿って災害発生時の代替手段を策定するだけでなく、そのオペレーション手順の定義・明文化やその際の処理能力をシミュレーションするので、処理速度の下限値を維持するための要員数や必要時間が把握でき、経営活動への影響を少なくすることができる。

 策定したBCP/BCMを顧客社内での理解、周知・徹底を支援するために、関連した教育サービスを合わせて提供する。IT基盤の実装部分は、クラウド型/導入型のITソリューションと設備強化を実施する70種類以上のソリューションを顧客のBCPに合わせて、日立電子サービスと日立情報が共同で提案していく。

 日立情報は、中堅・中小規模企業向けに「BCP/BCMコンサルティングサービス」の拡販を推進し、2013年度末までに累計100社への提供を目指す。