東京・港区の六本木アカデミーヒルズで開催中の「BCN Conference」。日本ヒューレット・パッカード(日本HP)パートナービジネス統括本部の玉利裕重統括本部長は、「HPの戦略と最新状況:クラウドコンピューティング時代のITチャネル戦略」と題したセッションでHPの最新の戦略を語り、8月の米HPのパソコン事業切り離し報道にも言及した。

 玉利統括本部長は、冒頭、米HPのパソコン事業切り離し報道について触れ、「米国本社は、いま『売却』『独立化』『社内に残す』のいずれかの方法によって、パソコン事業の今後を考えているところだ」として、「最終決定については、現時点でまだ何ともいえない」とした。また、日本での事業方針に関して、「ビジネスをパソコンにとどまらない方向に拡大していく」と述べ、サービスに注力する方向性を示した。

 続いては、日本HPのクラウド戦略を披露。「日本のユーザー企業は、ビッグデータの処理やビジネスの継続計画にあたって、クラウドへの関心を高めている」として、「プライベート(企業内)クラウドの構築」「インフラ提供などのクラウドサービス事業者への支援」「HP開発のクラウドサービスの展開」の三つを、同社のクラウド戦略の柱として挙げた。(ゼンフ ミシャ)

日本HPパートナービジネス統括本部の玉利裕重統括本部長