東京・港区の六本木アカデミーヒルズで開催中の「BCN Conference」。クオリティの飯島邦夫常務(クオリティソフト上海総経理)は、「急成長を続ける中国IT市場戦略~その課題と解決策とは」をテーマにセッションを行った。

 クオリティソフト上海は2002年の設立で、翌年に営業を開始した。2008年に総経理に就任した飯島氏は、「当初は、日本本社と中国のローカルスタッフの間のコミュニケーションがうまくいかず、製品はあまり売れなかった」と、日本企業が中国ビジネスで抱えがちな問題に突き当たったことを明かした。

 同社は2008年に、IT資産管理ツール「QAW・QND Plus」の国際(日中英)版を中国でリリース。同時に、販売代理店向けの施策に力を入れ、社内・社外コミュニケーションの改善を図りながら、案件獲得を進めた。

 飯島氏は、抱えていた問題の解決策として、「声のきれいな中国人女性に営業の電話をさせることや、私自身がお客様の総経理を訪問して案件を最終決済に導くこと」など、自らが行ってきた施策を紹介し、中国の商習慣に合った営業スタイルを採ることを提案した。(ゼンフ ミシャ)

クオリティの飯島邦夫常務