東京・港区の六本木アカデミーヒルズで開催中の「BCN Conference」。中華民国情報産業協会(CISA)の蕭烱森日本代表顧問(DBMaker Japan社長)は、「今、中国市場へ進出するITベンダーへの提言――必要な現地ビジネスパートナーと日系企業に求められるパートナー像とは」と題してセッションを行った。

 蕭顧問は、「CISAは中国各地域のソフトウェア開発会社と太いパイプをもっており、今年から中国の事務所を増設している。活動を通じて、中国進出に取り組んでいる台湾と日本のITベンダーにビジネス展開のチャンスをつくっている」と説明。具体的な日台IT連携のモデルとして、台湾ベンダーが中国で日本製IT製品の販売代理店になったり、中国で日本のサービス拠点を代行したりなど、例を挙げながら「日本と台湾のITベンダーが一緒になって中国市場にあたろう」と訴えた。

 さらに、日本と台湾の協業によるメリットを、「日本企業が台湾と連携すれば、中国政府が台湾企業に与えている優遇政策を活用できるだけでなく、台湾企業がもつ人的ネットワークを生かしたり、東南アジア全体の市場でビジネス展開したりできる」と熱弁を振るって訴求。日本・台湾・中国の「新ゴールデン・トライアングル」の実現に意気込みを示した。(ゼンフ ミシャ)

CISAの蕭烱森日本代表顧問