日本システムウエア(NSW、青木正社長)は、複数のデータセンター(DC)を連携するハイブリッドDCの実現に向けて、コンテナDCを使用した実証実験を開始した。

 実験は、ミドクラジャパンのネットワーク仮想化技術を活用し、既設の建物型DCとコンテナDCを一つのDCとしてシームレスに連携し、ハイブリッドDCサービス基盤を構築することを目的としたもの。これによって、各センターのメリットを生かした最適なサービスが可能となる。

 Eコマースサイトのキャンペーン時などで発生する大量のアクセスに対して、コンテナDC上のサーバーリソースを自動的にスケーリングし、瞬時に大量のアクセスに耐えるインフラを提供。また、建物型DCに配置した基幹データの分析処理を、コンテナDCの分散処理基盤によって高速・低コストで実行する。

 同時に、郊外型DCの敷地内に設置した実験用のコンテナDCに国内初の熱交換技術による間接外気冷却・空調管理システムを採用し、さまざまな外気環境、とくに日本の高温多湿気候の消費電力や空調効率などを検証する。また、NSWのシステム運用のノウハウを活用し、無人運転や障害対応の自動化などの運用フローを確立する。