新日鉄ソリューションズ(NS-SOL、謝敷宗敬社長)は、東京・三鷹市に第5データセンター(DC)を5月1日に全面開業する。今夏にはクラウドITインフラサービス「absonne(アブソンヌ)」の次期サービスも第5DCをベースに始める予定だ。従来型のアウトソーシングサービスに加え、リソース共有型の「absonne」クラウドサービスを手がけることで、「高品質でコストパフォーマンスが高いハイブリッド型のサービス」(NS-SOLの堀井正敏データセンター事業部営業グループシニア・マネジャー)を実現。競争力を高めていく考え。

 次期「absonne」は、ミッションクリティカル性の強化やシームレス・ハイブリッドクラウド、クラウドSDLC(Software Development Life Cycle)を基本コンセプトに開発。ユーザー企業の基幹系システムの運用に耐えられる仕様にした。

最新鋭の設備を備えた第5DC

 また、5月1日に全面開業した第5DCは、次期「absonne」だけでなく従来型のアウトソーシングやプライベートクラウドの運用なども手がける。3階建ての建屋で、ラック換算では1300ラック相当する規模だ。開業時はまず1階部分を整備し、12月には2階と3階を使用できるようにする。

第5DCで「高品質でコストパフォーマンスが高いサービスを提供する」と話すNS-SOLの堀井正敏シニア・マネジャー

 堀井シニア・マネジャーによれば、「全体の3分の1に相当する1階部分はほぼ完売している」と、ユーザー企業からの引き合いは上々。「2~3階部分についても、順調に商談が進んでいる」と手応えは十分だ。(安藤章司)