ダイワボウ情報システム(DIS、野上義博社長)のプライベートイベント「DISわぁるど in 北海道」が、7月25日、札幌市の札幌コンベンションセンターで開幕した。26日まで2日間の日程で開催する。

 DISによれば、事前登録者は約1800人で、二次店を中心に2日間で3000人の来場者を見込んでいるという。出展社は91社で、DISを含めて200ブース以上を設けた。前回の岡山会場同様、文教市場向け展示を強化し、とくに「教育ICTコーナー」は独立した特別会場を設け、スマートデバイスを使った展示やソリューションの提案を行っている。また、デルやアップル、サムスン電子などの大手メーカーや一次代理店が新たに出展し、HBAなど地元ITベンダーの展示にも注目が集まっている。

文教市場向けの特別会場には、1人1台のタブレット端末を使って模擬授業ができる「School Innovationコーナー」を設けた

 会場を回っていた安永達哉専務取締役は、「『DISわぁるど』は、70都市を超える全国主要都市での開催を目指している。主要ITメーカーと当社の二次店とのマッチングを活性化することが狙いだ」と語った。その言葉通り、札幌駅から車で15分程度の会場には、旭川市と帯広市のITベンダー関係者がバスをチャーターし乗り込んだほか、展示ブース前で地元のITベンダーが熱心に製品・サービスについて質問する姿が目立った。

 文教市場向けの特別会場では、教室に仕立てた「School Innovation体感コーナー」で、1人1台のタブレット端末を使って模擬授業を行っている。また、展示スペースには、ハードウェアからソフトウェアまで、普通教室で今すぐ活用できるIT機器を取り揃え、実際に使いながらIT活用方法を検討できる。このほか、日本マイクロソフトは、最新Windows OSと新デバイスで実現するワークスタイルなどを提案。インテルは、最新Xeonサーバー・ソリューションやPCメーカーのウルトラブックなどを並べ、オフィスなどでの利用価値を訴求している。

特別会場では、日本マイクロソフト、インテル、アップルなどの大手ITメーカーが最新ソリューションを展示

初出展のデルはDISと共同で提供する短納期ソリューションをアピール

 目立ったのが、大手ITメーカーの新規出展だ。3年ほど前まで間接販売を中心にしてきたデルは、「DISわぁるど」初出展。デルとDISはディストリビュータ契約を結び、DISを介して二次店に向けたPCやサーバー、ストレージなどの主力製品の販売を本格化している。ブースでは、DISとデルで実現する「特急便(短納期)モデル」を紹介し、3営業日前後で製品を届ける体制をアピールしていた。デルによれば、決まった構成を自社倉庫で在庫として揃えることで短納期を実現したという。

サムスン電子の一次代理店になったばかりの都築テクノサービスは、DISの二次店が展開できるデジタルサイネージのソリューションを紹介

 実質的に初出展となるアップルは、特別会場に広いブースを設け、iPadやiPhone、Apple TVなどを配置し、一般オフィスで使うソフトウェアなどを提示しながら、法人市場向けの利用を促している。また、韓国のサムスン電子の法人向けソリューションの一次代理店になった都築テクノサービスは、サムスン電子が提供するデジタルサイネージやコンテンツを提供するソフトなどを展示。都築テクノサービスはDISにサムスン電子製品を卸す立場だが、ブースを訪れた地元ITベンダーの反応は上々だったという。(谷畑良胤)