日本IBM(マーティン・イェッター社長)は、IaaS環境をマネージドサービスとして提供するクラウドサービス「IBM SmarterCloud Enterprise+(SCE+)」について、10月6日からサービスを提供するデータセンター(DC)に幕張、ボールダー(米)、オルトランジア(ブラジル)を加え、従来のエーニンゲン(独)、ラーレイ(米)と合わせて、世界5か所のDCを利用できるようになったと発表した。

 5か所のDCでは、同じサービスを同じ条件で提供するので、ユーザーは用途に合わせて最適なDCを選択することができる。例えば、新規事業を日本のDCで立ち上げ、ビジネスの成長に合わせてグローバル拠点に順次展開するなどの活用が考えられる。

 また、国内の幕張にDCを設置したことで、データを物理的に海外に持ち出したくないユーザーの要望に対応。既存システムとクラウド・システムを連携するハイブリッド・クラウドを「SCE+」上で構築する場合でも、国内でシステムの開発や運用・保守を行うことができる。(真鍋武)